2007年11月12日 (月)

名古屋港開港100周年記念

昨日、名古屋港に日本丸と海王丸が来ていると聞いて、家族で行ってきた。 (10月25日の海王丸は、正しくは引退した旧海王丸で、今回は現役の新海王丸)
家を出たのが午前11時半。セイルドリル(展帆演習)が1時からだそうだから、余裕で間に合うだろうと思っていた。
でも着いたのは午後2時半。
妻には「帆船なんか見に来る人がいるの?」とまで言われていたが、実際には埠頭の2Km手前から大渋滞だった。現地も混雑していて歩くのが大変。まあ屋台や舞台がいっぱい出ていて、楽しかったけれど。
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展帆には間に合わなかったが、総帆状態の両船は見ることができたし、着いて五分後には、今度は畳帆が始まった。最初に大横帆を畳んでから、一番上の小さな六番横帆と、やはり一番上の三角帆を畳む。
しかし、三枚程度畳んだあたりで子供らが帰りたいとぐずつき、妻のいやな顔の度合いが深まる。妻子連れで船を見るのは難しい。やむをえず写真だけ急いで撮ってその場を離れる。
ちなみに、一枚目の写真で左下に少しだけ見えているのはタグボートで、海王丸の船体を岸壁に押し付けるため、たえずエンジンを動かしている。帆を開いてしまった帆船は当然ながら推進力を持つので、押さないと勝手に出港してしまうらしい。

近くの広場でたこやきや串焼きを食べていると、遠目に見える帆船のマストでオレンジ色のものが動いている。やや、作業服姿の実習員だ。帆を巻き上げるだけかと思ったら、縛るところまでやるんだ。そうとわかっていればもっと近くで見たかった。ああもう。

帰りは砕氷艦ふじによっていく。子供らは初回。自分は小学生のときから数えて、三回か四回目。
今回はその前のどの時よりも、ふじを特異に感じた。横幅が広い。装備品がいろいろ変。マストの上に四角い小屋がある。これ以外のどんな船とも違う。さすが南極探検船。
あちこちの船を覗いてきた経験が、ぼちぼち役に立っているようだ。
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