2008年5月24日 (土)

近況

日記のログを読み返してみた。
全然書いていないかと思えば、時々発作的に長い記事があったりして、偏ってるなあ。

中国のSF誌、「科幻世界」5月号に、ギャルナフカの迷宮の翻訳版が乗りました。
編集後記によれば、翻訳の方がこのblogを見ているらしい。
お世話になっております。

また、今月のSFマガジンに、クラーク追悼SF「青い星まで飛んでいけ」を書きました。
恐れ多くも彼の人から、かっこいいあの種族を拝借。

春樹事務所の長編はもうじき800枚。
締め切りがこの月末。何とか守れそう。

| | トラックバック (0)

2008年1月 3日 (木)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
今年の予定は、2月にポプラ社から一冊。
そのあと光文社から短編が一本。
ハルキ事務所で進行中の長編をぜひ仕上げたい。
他二社ほど着手予定があります。

ウェブサイト小川遊水池からブログに移行してしばらくやってきたわけですが、これもなんだかしっくり来ない。猫やバイクの情報も出したものの、出すべき情報と出すほどもない情報の線引きがうまくつけられない。
正直、最低限の書誌情報を公開するだけでいいと思うときもあります。また引越しするかもしれません。

| | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

ジョン平とぼくと4巻

大西科学さんの「ジョン平とぼくらの世界」が本日発売です。先にいただいたので、読んでから紹介しようと思ったけれど、途中までしか間に合わなかった。
今回は短編集です。寧先生の小冒険がいい感じ。
ああしかし、思うけれど、表紙絵の男の子も女の子もみんな髪が黒いって、稀有なライトノベルだ。

| | トラックバック (0)

2007年10月 4日 (木)

青森へ行きました/近況

Cimg0017


Cimg0308


Cimg0494


 青森の六ヶ所村へ行ってきました。いろいろ見学したんですが、内容は秘密。そのうち一部を作品として出します。
他に、三沢航空博物館や三内丸山遺跡も見学しました。やー、青森はいいですね。見所はあるし涼しいし、広いし食べ物もうまいし。いっそ住みたくなりました。
たまたま天候や気温がとてもよかったってのもあるだろうけど。

去年の夏からやっている長編、また捨てました。ボツ原稿が文庫一冊分ぐらいになってます。一枚も書けなかったり、書いたけど失速したり、編集氏に送ったメールが届かないうちから飽きたり、思い切って変わったものを作ったり(やけになったとも言う)で、もう五回ぐらいプロットを作っては捨てましたが、まだものにならない。実に手ごわいです。
才能が尽きたのかもしれんと何度も思いましたが、今月は新刊が出るし、別にそういうわけでもないらしい。ラノベと一般小説とSFの間で、方向性がよくわからんので試行錯誤しまくっているだけのようです。だけっていうほど小さくないですが、まあそのうちなんとかします。

| | トラックバック (0)

2007年6月12日 (火)

ジョン平とぼくと3巻

大西科学さんの「ジョン平とぼくらの世界」が15日に発売されますよ。

| | トラックバック (0)

2007年4月12日 (木)

日常

 まじめに仕事してると、ほんと書くことないわ。
 あ、以前、パナのレッツノートT5を導入したと書きましたが、普通に使って8時間持つバッテリのおかげで大変重宝しています。ページアップとページダウンキーがないことだけは依然として苦痛ですが。
 あと、電話のエッジを買い換えてWX321Jにしました。クリアキーの位置が異様なのと、メール送信がしにくくなったことを除けば、まあ使えます。
 SRは暖かい日に乗ってます。最近めっきり調子がいいです。しかし1日2キロぐらいしか乗りゃしない。
 猫はだいぶ汚れてきたので近々洗おうかと。
 
 長編をやっているので更新頻度が(さらに)落ちます。また短編の出版期日が決まったら告知します。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年4月 1日 (日)

意気も新たに

 小川一水は先年度、出版点数が一冊と少数にとどまったので、今年度はそれを挽回するべく、サイトを刷新して意気込みを示すこととします。
 名づけて小川洪水池。それはもう怒濤のような大洪水のつもりで。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年3月31日 (土)

月末

 あまりブログを書いていなかったせいか、ログインパスのキャッシュが消えていて、てこずってしまった次第。
 某社中篇が終わったので、ようやく長編執筆に復帰。今度こそ書き上げたい。編集氏を恐ろしく待たせてしまっている。迷走するのもいい加減にしないと。

 とか言ってるそばから上の子がインフルエンザ発症。39.9度。速攻でタミフルを投与。異常行動するもんならしてみやがれ、我が家の年代記につけてやる!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年3月20日 (火)

[読書] 夕凪の街 桜の国 こうの史代

 以前、大英博物館にこうの史代氏の漫画が展示してあったことを指して、違和感を述べたことがあった。
 人の栄誉に対してケチをつける行為なので、自分でも気にかかっており、今回その漫画を読んだ。感想としては、ああやはり、というか。「夕凪の街~」自体はとてもいい漫画だったけど、それがあそこに置かれていたのは、日本漫画としてではなく原爆批判漫画なのだと思った。
 ケースの中に開かれていたのは、誰が見てもわかる原爆ドームのページと、ほとんど絵のない、コマ割りだけのページ。その最後に「十年経ったけど 原爆を落とした人はわたしを見て 「やった! またひとり殺せた」 とちゃんと思うてくれとる?」のモノローグ。この、蜂の一刺しみたいな強い一言を、日本人以外には読めない文字としてあそこに置いたのが、展示者のメッセージだったのじゃないかなあ。

 旅行記には、日本の展示が弱々しかったと書いたが、意図して弱々しくしたのだろうという気がしてきた。強い存在感を持つ各国の展示の中におかれた、柔らかくて繊細な日本漫画。その較差を狙ったのじゃないかと。
 それをやった博物館の展示者の凝りようはわかるけど、あの博物館でそれを世界の人にわかってもらうのは難しそう。

| | コメント (1) | トラックバック (2)

2007年1月 2日 (火)

あけましておめでとうございます

 本年もよろしくお願いします。

 大晦日の短編は無事書きあがりました。
 出版日など決まったら告知します。
 しかし今年の元旦はあったかすぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧