博物戦艦アンヴェイル2巻予告と、1巻の人物紹介について
来月、朝日新聞出版から、新刊「博物戦艦アンヴェイル2 ケーマの白骨宮殿」が発売されます。
それと合わせて、1巻の人物紹介にミスが多かったため、お詫びしてここに訂正・加筆版を公開します。
《主な登場人物》
-- ティセル(テス)……ラングラフ王国の新任騎士。忠誠心と正義感あふれる少女だが、弁舌が苦手で泳ぎはからっきし。ジャムを護衛するために博物戦艦に乗る。
-- ジェイミー(ジャム)……国王に侍る、天真爛漫な道化の少年。どんな言葉でも理解できる特技があり、通訳として博物戦艦に乗る。陽気でとらえどころのない性格。
-- アルセーノ(アル)……アンヴェイル号の若き艦長。実力派貴族の御曹司で、自信家の伊達男だが、指揮官としてはまだまだ。
-- スパー ……自称・博覧強記の年老いたオウム。海と船に詳しい。アルセーノが幼いころからともに暮らしており、遠慮のない間柄。
-- グレシア ……アルセーノ付きの美しく寡黙な侍女。身分はとても低い。
-- ウーシュ ……アンヴェイル号の士官だったが、副長に昇進。海戦で片腕を失った。温厚で実直な人柄。
-- ヴァスラフ ……アンヴェイル号の海兵隊長。国王の派遣した軍人で、アルセーノの下で戦闘を担う。海軍でも指折りの大男。
-- イェニイ ……アンヴェイル号の女性博物隊長。王立生物園の研究者で、自然科学を愛している。熱中すると周りが見えなくなるのが玉にきず。
-- ガオン ……アンヴェイル号の掌砲長。大砲を撃たせたら右に出るもののない、頑固な職人肌の男。
-- ウルサール ……ラングラフ王国国王。名君だとも「奇矯王」だとも言われる。古い神秘、「メギオス驚異」の探索を命じた。
-- ゲルプ(ゲルフィレヴナ)……イーゴル国から嫁いできた、美貌の王妃。
-- ディグロー ……熟練の女騎士。ティセルの公私にわたる師匠。
-- シェンギルン ……ラングラフ王国に敵対するオノキア王国の艦長。軍艦ドレンシェガー号を駆ってアンヴェイル号を追う。
-- ボーガ ……シェンギルンの副官。鈍重そうな見かけに反して、勇敢で有能。
-- アモーネ ……シェンギルンの側仕え。可愛らしい(ふりをしている)美少女。
-- アンキヘオス ……ガラリクス島の実力者。たどりついたアンヴェイル号を歓待してくれる。
-- ミトリウス ……ガラリクス島の若者。アンヴェイル号に捕まり、尋問される。
-- グリーネ ……アンキヘオスと対立する、ヌソス島の女族長。
-- パニ ……ヌソス島生まれの明るく人なつこい少女。
以上です。
この冬には、新しい短編が少なくとも3本、そして既作の文庫版や短編集がいくつか出る予定です。
天冥の標4巻は来春の発表を目指しています。
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